こんにちは!YUIKO(@yuikotweet)です。
2019年の夏〜2020年に育児のため少し長めに教室業をおやすみしていましたが、2021年からまた教室の活動を再開しました^^(日々の活動は教室のインスタに投稿しています♪)
復帰を決意したタイミングでは
- コロナ禍であり対面レッスンに不安がある事
- 育児中のカオスな自宅にお客様を呼ぶのはハードルが高い事
- 第三子の妊娠を希望している事
このような背景があったため、まずはオンラインレッスンの販売からスタートする事に。
復帰後は「育児中・妊娠・出産のタイミングでも続けられる運営」を目指していたので、教室のオンライン化は必須だなと考えていました!
そこから半年間、自分のペースでオンラインレッスンの販売を続けてきたのですが、やってみたからこそわかった事がたくさんあったので、こちらにまとめていきたいと思います。
YUIKOのオンラインレッスンスタイルはこれ!
「オンラインレッスン」と一言でいっても、教室によって色んな形がありますが、レッスン形式を大きく分けると
- zoomなどを活用したリアルタイムのライブレッスン
- 録画したレッスンの配信
このどちらかでオンライン化される方がほとんどだと思います。
私の場合は
- 負担なくレッスンを続けたい
- 教室以外のお仕事(サイト運営・コンサルティングなど)の時間も欲しい
と思っていたので、「リアルタイムのライブ形式のレッスンはやらない(というか出来ない)」と判断し、あらかじめ作成したレッスン動画やレシピを販売する形を選びました。
オンラインレッスンのメリット
半年間オンラインレッスンを販売して、まずは「やって良かった…!」と感じた事からまとめます
時間にゆとりが持てる
まずは何よりもこれ!
オンラインレッスンはコンテンツ売り切りなので、レッスンの申し込みがどれだけ入っても自分のスケジュールは真っ白のまま!
これって改めてすごいことだぁ…と実感中です。
今のところオンラインレッスンは毎回ありがたい事に何十人ものお申し込みをいただいていますが、対面レッスンだとスケジュール的に厳しいお申し込み量です…。
対面レッスンは対面レッスンでやりがいがありますが、常にレッスンに追われていたというのが正直なところ。すっごく忙しかったんです。
でもオンラインレッスンの場合はそんな忙しさとは無縁。
今の私にとっては、きちんとお仕事ができているけど、スケジュールはガラ空きという状態はとてもありがたいし心地い良い働き方だなと感じています。
育児中でも無理なくレッスンが提供できる
復帰のタイミングで妊娠が発覚したのですが、3人目が一番つわりが酷かったんです…。
そのため、復帰後とにかく身体がしんどい時期もあったのですが、オンラインレッスンの場合は生徒さんと直接対面しないので、自分の体調が良い時に少しずつ撮影やレシピ作成を進めらました。
もし対面レッスンのご予約をいただいていたら、良いレッスンはできなかったと思うし、キャンセルなどで生徒さんにご迷惑をかけてしまったかもしれません…。
お仕事として、サービスの質の低下は一番避けたいところですよね
また、通常のレッスンの場合は数ヶ月前から予約が埋まるので、募集時には体調が大丈夫でもいざレッスンの日になってめちゃくちゃ体調が悪い・なんて事も過去にはありました。
今回は、オンラインレッスンだったのでものすごく辛い時期には1ヶ月レッスンの販売を見送ることもできたので、キャンセルの対応に追われることもなく、自分ペースで仕事を続けられました。
オンラインレッスンという形を選んだおかげで、妊娠中の辛い時期も無理なくお仕事を続けられたのは本当に有り難かったです。
遠くの生徒さんと繋がれる
オンラインレッスンを販売して嬉しかったのは、数年ぶりにレッスンをご購入くださる方が多かったこと。
- 開業時にはレッスンに参加されていたけど、今はママとなってなかなかレッスン参加が難しい方
- 遠方からレッスンに参加していたけど、毎回の参加は難しい方
そんな方が、「オンライン待ってました^^!」というメッセージと共にお申し込みしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
また新規でお申し込みいただいた方も遠方の方の割合が非常に多く、オンラインレッスンを販売した事で、対面レッスンには参加が難しい方とも繋がれる事を実感しています。
自分のスキルが向上する
オンラインレッスンの販売を続けていると、動画やテキストの作成もどんどんスムーズになるように。
実は私は動画や写真が好きだけど苦手だったんです…^^;
写真撮影には1日がかり。動画撮影なんて毎回ヘトヘト…
そんな状態だったので「撮影」に対する心理的ハードルはとても大きなものでした。
でも何回もオンラインレッスンを販売していると、慣れてくることもありどんどんスムーズに撮影ができるように。
「あれ?これだけ撮影したのにまだこんな時間だ!(嬉しい…!)」と感じることも増え、最近では自分自身がオンラインレッスン作りにも慣れてきたのを感じています。
もちろんまだまだ上達したいことはたくさんありますが、以前は感じていたコンテンツを作りの精神的負担がぐんと軽くなったのは嬉しい変化でした^^
何をしていなくてもレッスンが売れる
これもオンラインの感動したポイント!
対面レッスンの場合はレッスンを開催することが教室の売り上げとなります。
当たり前ですが、レッスンをしないと売り上げは0!
一方でオンラインレッスンの場合は、レッスンをしていないのにいきなり数件お申し込みが発生するので「何もしていないけど教室の売り上げが伸びる」という状態になりました。
前述した「時間のゆとり」とも関連しますが、自分の労働していない時間に売り上げが発生し、お仕事が成立するというのは今までレッスンで忙しかった私にとって、とても新鮮で嬉しいものでした。
浮いた時間や得られた収益をまた新たな学びに投資することもできているので、お仕事として良い循環が作れているなと思っています。
利益率がぐんと上がる
これも経営面のメリットですね。
対面レッスンの場合は、生徒さん分の材料や道具の準備が必要ですので、それなりに経費がかかります。
オンラインレッスンの場合は道具・材料の準備が不要なため、利益率が予想以上に向上しました。
過去、対面レッスンの際には売り上げはあるけど手元に全然お金が残らない…なんて失敗もたくさんしてきましたが(←これは私の無計画さが原因ですね^^;)
オンラインレッスンの場合は利益率がとても良いので、経営面でのメリットも非常に大きいなと感じています。
オンラインレッスンのデメリット
続いてオンラインレッスンを開催してみて対面レッスンとは違う難しさも感じたのでまとめていきます
対面レッスンの生徒さんからのリピート減
これは事前に覚悟をしていましたが、オンラインレッスンで復帰の際に「オンラインではなく対面を待っています」というリクエスともたくさんいただきました。
対面レッスンへの参加が難しい方の申し込みは増えた一方で、今まで対面レッスンに参加してくださっていた生徒さんのリピートは減少しましたので、それぞれのニーズの違いは強く感じています。
ゆいこ先生に会いにいきたい
直接教われるからこそ作れるようになるので、対面が良いです!
と言ったご意見も頂きますし、それもごもっともだと思います。
対面レッスンだからこそ提供できる価値、オンラインでは届けるのが難しい内容があることも、実際にやってみたからこそ実感できた事。
ただ、今全てのご要望にお応えするのは現実として難しいので、目の前のできる事をコツコツ進めながら、子育てが落ち着いたらアトリエを借りて、対面レッスンを再開できたらいいなと考えています^^
レッスンを作るのが難しい
動画や撮影に慣れてきた一方で、常に「産みの苦しみ」は今でも感じています^^;
特にオンラインで「難しい…!」と感じるのは、力の入れ加減、混ぜ具合、デコレーションの細かいテクニックなど、対面だったら直接伝えられていた事を言葉と写真と動画で表現することです。
これは私自身の今後の課題ですが、レベルの高い内容になればなるほど、コンテンツ作りがものすごく難しいな…!と。
今まで対面レッスンでは「コミュニケーション」だけで解決できていたことも多々ありましたが、オンラインでは相手の顔が見えないので、「伝えるスキル」をもっと磨いていく必要性を感じます。
直接会えば5分で解決することも、オンラインのコンテンツに落とし込むとなると、なかなか良い表現が見つからずに悩み続ける…なんてこともたくさんありました。
ここも「慣れ」が必要かなと感じますので、今後いろんな形式のレッスンを作成し、生徒さんからもご意見をいただきながら、都度スキルを磨いていきたいなと考えています。
オンラインレッスンを半年間販売してきて感じていること:まとめ
オンラインレッスンを販売する前は正直不安もたくさんありました。
でも実際にやってみると想像を遥かに超えて「オンラインの良いところがたくさんある!」というのが今の私が素直に感じていることです。
もちろん、オンラインだからこその難しさや対面だからこそできるものがあるのも実感しているので、ゆくゆくはオンラインレッスンも対面レッスンもどちらも開催できるのが一番理想なんだろうなと思ってはいますが。
子育て中・妊娠中の私にとっては(これを書いている今は妊娠8ヶ月のタイミングです)オンラインレッスンというスタイルがものすごくしっくりきているので、しばらくはオンラインレッスンのスキルを磨いていきたいなと考えています。
また自分が実践する中で学んだことは、ブログにもまとめていきたいと思います!
それでは今回はここまで!お読みいただきありがとうございました♪